よーく見てみよう〜自然観察のヒント

 

 

 

野生の花の形は多種多様です。

それぞれの花が、どうしてそのような形になっているのか、

今回は、ふしぎ先生が里山を回りながらそのわけをお話します。

 

 

草花が花を咲かせるのは、種の子孫を残すことと、仲間を増やして生息地域を拡げるためです。
そこで、草花は、効率よく確実に虫を呼び寄せ受粉できるように、花のかたちをそれぞれに工夫して咲かせます。

 

 ガクウツギ(ユキノシタ科)

ガクウツギ(ユキノシタ科)花を咲かせる行為はとてもエネルギーのいることなので、白い花びらのような目立つ部分を付けて虫を誘導する。省エネタイプ。装飾花とよばれる。




 エビネ(ラン科)

エビネ(ラン科)


ナルコユリ(ユリ科)

ナルコユリ(ユリ科)

 

 

受粉するために、いろいろな種類の虫を誘導するのではなく、特定の虫をパートナーとして選び、その虫が訪花しやすいように、花のかたちを変化させた花。

ふしぎな森のふしぎ先生

真板昭夫(まいたあきお)

北海道大学 国際広報メディア・観光学院 観光学高等研究センター特任教授

東京農業大学農学科卒業。自然環境研究センターにて野生動植物のワイルドライフマネージメント研究をされるなど、自然観察について造詣が深い。

「beポンキッキーズ」のサイトでは、「ふしぎな森のふしぎ先生」として自然観察のブログを担当。

 

 

このえいぞうは東京都西多摩郡檜原村(とうきょうとにしたまぐんひのはらむら)の森でさつえいしました。