よーく見てみよう〜自然観察のヒント

 

 

 

きせつごとに野山の植物たちがどんなふうにかわっていくかをしょうかいします。

3月の野山は、まだ冬のけしきです。でも、よーくみてみると木々や草には、上に向かってのびようとしている 芽 がでています。なにも動いていないように見えてもしぜんは、かた時も止まりません。

みなさんも野山や森へでかけたら、みてみましょう!

 

 

ふしぎな森のふしぎ先生より

「もうすぐ春」の映像に出てくる植物についてお話します。

もうすぐ春~寒い冬を乗り切る植物たち
  
 冬芽(とうが)について

冬の間、木々の芽(め)は、わたしたちが着るコートのような葉っぱ(りんぺん葉)をまとって、中にあるみずみずしい赤ちゃん葉っぱを寒さやかんそうから守ります。そうした冬の芽(め)を冬芽(とうが)といいます。
太陽にむかって上のほうへのびる芽(め)は上のほうが、とがっています。
それは、雨や雪が芽(め)にたまらないで、すっと下に落ちやすくするためです。

 ロゼット葉(よう)について

地面にはりついて四方八方にひろがっているじょうたいの葉っぱをロゼット葉と言います。
ロゼット葉と地面のあいだは、あたたかく、春にのびようとかたくちぢまっているくきや葉を寒い雨や雪からまもります。

 落ち葉はどうなるの?

土の上に落ちた葉は、みみずやだんご虫などの小さな虫たちの食べ物になります。
その虫たちが食べてだしたフンは、より小さないきもの(びせいぶつ)によってさらに細かく小さくされ、やがて栄養分となって植物の根からきゅうしゅうされます。そしてまた、木々たちを育てていくのです。

ふしぎな森のふしぎ先生

真板昭夫(まいたあきお)

北海道大学 国際広報メディア・観光学院 観光学高等研究センター特任教授

東京農業大学農学科卒業。自然環境研究センターにて野生動植物のワイルドライフマネージメント研究をされるなど、自然観察について造詣が深い。

「beポンキッキーズ」のサイトでは、「ふしぎな森のふしぎ先生」として自然観察のブログを担当。

 

 

このえいぞうは東京都西多摩郡檜原村(とうきょうとにしたまぐんひのはらむら)の森でさつえいしました。