よーく見てみよう〜自然観察のヒント

 

 

 

森の木々の葉っぱも赤や黄色に色づき、木の実もたくさんなっています。
森の植物の中にはみのった果実や種を動物に運んでもらい、別の場所で発芽(はつが)してなかまをふやす植物もいます。

 

 

 

 あけび(アケビ科)

あけび アケビ科

花は4月~5月頃に花が咲き、9月~10月に長さが10センチほどの実がなる。
果肉は甘く黒い種がたくさん入っており、動物たちに果肉とともにたべられた種ははきだされたり、飲み込まれた種はそのまま糞(ふん)といっしょに地面にだされる。


 くり(ブナ科)

くり ブナ科

9月~10月頃に実が熟すといがのある殻(から)が割れて中から固い果実があらわれる。果実が熟すまでは、動物たちに食べられないようにいがで果実を保護(ほご)している。

 


 いのこづち ヒユ科

いのこづち ヒユ科

夏から秋にかけて、細長い緑色の小花をつける。果実が熟したあとはとげ状となって動物や衣服に付着(ふちゃく)して別の場所へ運ばれる。
このように人の服や動物の体にくっついて運んでもらう植物の実は「ひっつき虫」とよばれる。


 
 


ふしぎな森のふしぎ先生

真板昭夫(まいたあきお)

北海道大学 国際広報メディア・観光学院 観光学高等研究センター特任教授

東京農業大学農学科卒業。自然環境研究センターにて野生動植物のワイルドライフマネージメント研究をされるなど、自然観察について造詣が深い。

「beポンキッキーズ」のサイトでは、「ふしぎな森のふしぎ先生」として自然観察のブログを担当。

 

 

このえいぞうは東京都西多摩郡檜原村(とうきょうとにしたまぐんひのはらむら)の森でさつえいしました。